点検施工事例

さまざまな橋梁形式や現地状況に応じた点検方法の提案を行います。また、橋梁点検専門スタッフが点検実施計画書の作成から現地点検、調書作成、報告書までを一貫して対応致します。

国道2号姫路バイパス第三者被害点検

発注者 : 国土交通省姫路河川国道事務所
工期 : H26年8月15日~H27年3月20日
数量等 : 全55橋 総点検面積約8万㎡

■ 橋梁等・構造物全般における近接点検(目視・打音検査)
第三者被害予防措置点検業務。路下状況が歩道、車道、公園、ゲートボール場などの第三者の出入りがある場合、その直上(75°エリア)の橋梁コンクリート部材の健全性を維持・管理する業務。原則的に点検ハンマーで全面打診をしました。
損傷対象は鉄筋露出、はく離、浮きであり”浮き”に関しては現場で叩き落とす仕様でした。叩き落し後は鉄筋露出に関しては防錆剤を塗布し、はく離に関しては簡易補修としてエポキシ樹脂剤を塗布しました。
成果品としては叩き落とし作業状況、補修後等の写真及びその損傷に対して判断した判定区分を国交省のシステムに入力いたしました。

大阪府共同溝施設点検調査業務 平成28年

発注者 : 大阪府建設局

平成26年度NEXCO西日本カルバートボックス保守点検業務(和歌山事業所)

発注者 : NEXCO西日本
工期 : H26年12月15日~H27年3月20日
数量等 : 全85基

NEXCO和歌山事業所管轄のカルバート構造物点検です。歩道・車道を跨ぐボックスから水路ボックスまで材齢40年以上のマスコンクリートの健全度を調査する業務であり原則的には躯体の側壁・頂版・ウィングの全面打音を行いました。
第三者被害予防措置というよりも構造物それ自体の劣化状況に関する把握を主眼に置いた点検作業でした。カルバートはマスコンクリート構造物であり橋梁のように部材単位、つまり床板・高欄・地覆のような位置を特定できる最小単位部材がないため野帳に損傷情報を記載する時かなりアバウトな位置情報を記録しがちであります。
これを回避するため、カルバートに仮想の網目(メッシュ)を設けました。片方の側壁に1mピッチでチョーキングし、そこからレーザー距離計で対面の側壁にも同ピッチ位置を造り損傷位置情報を記入するよう努めました。損傷対象は浮き、はく離、鉄筋露出、断面減少、漏水、遊離石灰。鉄筋露出・浮きに関しては防錆剤等で簡易補修を行いました。

最近の主な施工実績(土木構造物調査業務)

株式会社CTIウイング 国道2号姫路バイパス第三者被害点検 平成27年
西日本高速道路メンテナンス関西株式会社 和歌山地区管内 ボックスカルバート 保守点検業務 平成27年
大伸開発株式会社 大阪府共同溝施設点検調査業務委託(岸和田市) 平成28年
内外構造株式会社 構造物点検業務 臨時点検(千日前鋼製フーチング調査) 平成28年
株式会社ネクスコ東日本エンジニアリング 平成27~29年度 詳細点検補助業務(高崎保全計画センター)
中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋株式会社 平成27~29年度 詳細点検補助業務(一宮事業所、岐阜羽島事業所)
株式会社CTIウィング 大阪市道路施設点検調査業務委託 (長堀・長居地下駐車場) 平成29年
正和設計株式会社 大阪市道路施設点検調査業務委託(大阪市内歩道橋等) 平成29年
株式会社ネクスコ東日本エンジニアリング 平成30〜令和4年度 詳細点検補助業務(市原保全計画センター京浜)
ジェコス株式会社 令和元年度〜令和3年度 岐阜国道管内道路付属物詳細点検業務委託
株式会社三栄コンサルタント 令和元年度~令和3年度 岐阜国道管内道路付属物基部掘削・板厚調査業務

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